■半ばは自己(わがみ)の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを
世の中を良くするには、自分の幸せも考えるが、相手の幸せも考えられるような、そんな人間を増やす以外にないということを私は見つけた。自分の体験からね・・・。
■自己確立の道
なにもしないで過ごしても一日は一日、何かと積極的に取り組んでも一日は一日である。同じ一日なら、私は今の今を大切にして、いつ生命の終わりがおとづれるにせよ、そのときまでを、よりたくましく、より優しく、より賢く生きる努力を続けたいと思う。
■人間の価値
人間の本当の価値は、家柄や血統や学歴では無く、現在なにをしているか、今まで社会に対してなにを貢献してきたか、自分だけでなく他の人をどれだけ幸せにすることができるかによって定まるものでなければならないと信じている。
■ほんとうの強さとは
私のいう「強さ」とは、腕力や喧嘩が得意ということではない。心の底では違うとわかっているのに妥協する、それを跳ねのけられる「妥協しない勇気」大切に育てるべきは、こうした意味での強さじゃないのか。
■正義の伴わない力は暴力であり、力の伴わない正義は無力である
正義が不正に勝つためには力の裏付けがなくてはならない。そのためには、まず正邪を見定め、状況を把握する判断力と、力の用いかたについての熟慮と、正義のためには危険を回避しない勇気などが必要である。
■ほんとうの幸せ、助け合える関係
「幸せ」も「生きがい」も、人によりとらえ方はさまざまでしょう。しかし私は、「人間関係の豊かさに価値を感じる」という、この考え
方が人類規模で深まっていったとき、真に幸せな世界が可能になると、確固たる自信をもってそう信じている。本当に少林寺拳法が世の中のために役に立つ教えであるならば、同志相親しみ、相援け−利害を離れて何かあったときに役に立ち合えるというものを確立したい。